皆さまと歩み続けます ~開始10年を経て~

センター長 福島ユニットセンター特任教授 福島県立医科大学 医学部 小児科学講座 准教授 橋本 浩一

 平成23年1月から開始されたエコチル調査は10年を経過しました。福島県の参加者にとっては、東日本大震災からの10年の歩みでもあります。東日本大震災後の落ち着かない状況の中でエコチル調査に参加され、様々な思いの中で出産、子育てをされ、現在も出生されたお子さんの約95%の約12,000人が継続参加されています。ご家族、そして関係者の皆さまに改めて感謝申し上げます。
 この10年を改めて振り返ってみます。転んでも起き上がり、子どもの健やかな成長を願う想いが込められた会津地域の郷土玩具の「起き上がりこぼし」をモチーフにマスコットキャラクターの「こぼちる」を作成しました。全国1,000通を超す応募から名付けられました。エコチル調査を全県で実施するにあたっては、改めて全59市町村にうかがい担当者にご説明しご協力をいただきました。さらに、「寄り添い」、「顔の見える調査」をモットーに、「ふれあい会」では乳児期のベビーマッサージを初めてとして、子ども達の成長に合わせて様々な対面での取り組みをしてきました。その中で子どもの成長を保護者の方と一緒に感じることも多々ありました。子どもの成長は早いものです。エコチルキッズはこの春に全員が小学生になります。現在、小学2年生になったエコチルキッズ全員へ対面の「学童期検査」を実施しています。多くの保護者の方にとっては、リクルート時の妊婦さんの時以来の再会となります。スタッフ一同、再会を楽しみにしています。
 本年は「うし年」です。「ねずみ年」に蒔いた種が芽を出して成長する時期とされ、一方で、結果につながる道をコツコツと作っていく基礎を積上げていく時期とされているようです。「黙々と目の前の自分の仕事をこなすことが将来の成功につながる」という思いの年です。まるでエコチル調査のようです。コロナ禍の大変な時期に区切りの10年を迎えました。一日も早く普通の日常が戻ってくることを願っています。今後とも、「参加者の思い」を大切にし、「やり続けたい」、「参加してきて良かった」と思っていただける調査となるよう、参加されている皆さまとともに一歩一歩あゆみ続けて行きます。

2021年3月

これからもよろしくお願い致します。

福島ユニットセンター副センター長  福島県立医科大学医学部公衆衛生学講座教授 安村 誠司

 エコチル調査は、2011年の開始から、早や8年目に入りました。全国で10万人の参加者を目標として調査への参加を募った結果、福島のお母さんの登録数は、延べ人数で13,131人(2017年3月24日時点)となっており、全体の12.7%になります。これは、福島県では、東日本大震災後の全県の妊産婦の方の不安に対応すべく、対象地域を全県に拡大したことによります。
 さて、エコチル調査は、環境要因(特に環境化学物質)が子どもたちの成長・発達にどのような影響を与えるのかを明らかにすることが目的です。私たち福島ユニットセンターでは、エコチル調査の目的を踏まえ、福島の参加者の皆様の貴重なデータを適切に解析し、「福島で安心して産み、育てられる環境を作っていく」ために役立てていきたいと考えています。皆様には、本調査に引き続きご協力頂ければと存じます。皆様と皆様のご家族のご健勝を祈念しております。

2018年4月

ありがとうございます。

福島ユニットセンター副センター長 福島県立医科大学小児科学講座教授 細矢光亮

 子どもを取り巻く生活環境が心身の成長発達に大きな影響を与えていることに異論はないと思います。しかし、養育環境以外の環境要因、たとえば化学物質が身体の発育、精神の発達、疾病の発生にどのような影響を与えているのか明らかではありません。環境省による「子どもの健康と環境に関する全国調査」は全国で生まれた10万人の子どもの健康を長期間にわたり調査する壮大な調査であり、この調査に参加できることに誇りを感じるとともに、その調査結果に大きな期待を寄せています。次世代の子どもたちにより良い環境を残すため、是非調査へのご理解とご協力をお願いいたします。

今後ともご協力ください。

福島ユニットセンター 副センター長 福島県医科大学 医学部 産婦人科学講座 教授藤森敬也

 平成23年1月から始まったエコチル調査も、皆様方の絶大なるご協力とご支援により平成26年3月末をもってリクルートが終了し、さらに平成27年の1月をもって全てのお母様方のお産も無事終わりました。途中、東日本大震災があり、平成24年10月からは福島県に住む全ての妊婦様が対象となり、合計13,000人を超える方にご参加いただきました。この参加者数は、全国15箇所のなかでトップです。これだけ沢山の方々にご参加いただけたのは、お母様方やお父様方のご協力はもちろんのこと、福島県内の産婦人科医療施設の産婦人科の先生、助産師さん、看護師さん、皆様のご協力なくては達成できませんでした。本当にありがとうございました。
 今後も福島ユニットセンターやメディカルサポートセンターがサポートして参りますので、将来の子供たちの健やかな成長のための調査に今後ともご協力下さい。

ふくしまから世界へ

福島ユニットセンター 副センター長 福島県医科大学 ふくしま子ども・女性医療支援センター 教授 西郡秀和

 2019年4月より、福島の仲間にいれていただきました。前任は東北大学病院産婦人科で、エコチル調査には開始時から関わっております。
 エコチル調査はご存じのように、多くの方々のご協力のもとに成り立っています。その貴重なデータを解析させていただき、おかげさまで、興味深い成果が次々と得られてきました。それらを通じて私が感じたことは、エコチル調査は、どちらかというと、病気や障がいに関わる危険因子は何か?ということに注目されがちです。しかし、発想を逆転すると、どのような環境(食生活など)だと、お母さんやお父さんはより順調な妊娠・産後の生活を過ごすことができるのか、子どもたちはより健やかに成長することができるのか、そのためにはどのような環境づくりをすればよいのか、という貴重な情報がたくさん詰まっていることを改めて実感しています。
 これは、日本だけでなく国際的にも非常に大切な情報です。福島から世界の、そして未来の子どものために、今後ともご協力とご支援をお願いいたします。

2019年7月

ご理解とご協力により着実に歩みを進めております。

副センター長 郡山事務所所長 特命教授 篠木恒成

 平素よりエコチル調査にご協力をいただきまして、誠にありがとうございます。 エコチル調査に参加されている皆様よりお預かりした質問票や様々な貴重なデータを蓄積することで、子どもたちが安全で安心して暮らせる未来のための研究を進めております。
 福島では全国で唯一県内全域を対象としており、エコチルに参加して良かったと思っていただけるようスタッフみんなが力を合わせ、工夫しながら調査を進めております。お子様たちが13歳になられ、調査がすべて終了するまでの貴重な時間を共に歩んでいきたいと願っております。
 参加していただいている皆様、調査の実施に関わってくださる地域、医療機関の皆様の多大なるご支援、ご協力によりエコチル調査が着実に進行しておりますことに深く感謝申し上げます。
 子どもたちの明るい未来に向けて、引き続きご協力を賜りますようお願い申し上げます。

2020年7月

ご協力いただきありがとうございます

今泉花梨先生

 エコチル調査に関わることができ大変嬉しく思っています。2011年にスタートしたエコチル調査は、これまでたくさんの方に参加いただき、貴重なデータを蓄積することができています。参加いただいているお母様、ご家族、医療施設の皆様に深く御礼を申し上げます。
 皆様のご協力により、すでに興味深い成果が得られてきておりますが、今後もこの調査の解析を行い、成果を発信し、全国の子供達に還元できるよう携わっていきたいと思っております。
 子供達のよりよい未来のため、引き続きご協力をよろしくお願いいたします。

2021年6月

皆さまのご協力はエコチル調査にとってかけがえのないものです

リスク管理責任者 福島県立医科大学 小児科学講座 医科大学助手 佐藤晶子

 福島をはじめ、全国のエコチル調査に参加してくださっている子どもたちは、この春3歳から6歳になりました。また、平成23年度生まれのみなさんは小学1年生になりました。おめでとうございます!
 福島県で協力してくださっている保護者の皆様は、東日本大震災、東京電力福島第一原子力発電所事故後の大変な時期に、『未来の子どもたちの子育てや環境のために』とお子様の妊娠中から今日まで長い期間ご協力をいただいています。育児などでお忙しいところ、半年に1回質問票を送ってくださり、大変ありがとうございます。
 今後、子どもたちが学童期(小学校入学以降)になりますと、質問票をお願いする時期など幼児期と変わってゆくものがあります。年4回お届けしているニューズレターなどであらかじめご案内を差し上げますけれども、ご不明な点がございましたら福島ユニットセンターへお問い合わせください。
 また、県内関係医療機関、行政機関の皆様のご理解とご協力に感謝いたします。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

2018年4月

引き続きご協力をお願いいたします

福島県立医科大学 小児科学講座 医科大学助手 尾形優香

 エコチル調査参加者の皆様、また関連機関の皆様には多大なるご協力をいただき、誠にありがとうございます。エコチル調査にご協力いただいております一番年上のお子さんは、小学校に入る年齢となりました。お子さんの成長を私たちも大変嬉しく感じております。 
 日ごろ参加者様と関わりお話をうかがう中で、お子さんの成長の喜びや子育てに関する悩みなどをお聞きします。福島ユニットセンターは、保護者の方をサポートし、一緒にお子さんの成長を見守っていきたいと考えております。福島ユニットセンターには様々な専門職のスタッフがおります。子育ての悩み、質問票を書いている上で気になったことなどありましたらご連絡ください。
 参加者の皆様に寄り添い、エコチル調査を進めてまいりたいと考えております。今後ともエコチル調査をよろしくお願いいたします。

2018年4月